>>01SUPERBODYラインナップ

日本人にとって国産高級セダンの代名詞であった日産のセドリック&グロリア。今なおファンが多い、ハチマル世代憧れの「430セドリック」がABCホビーからツーリングカー用ボディとして遂に登場! 豪華さと高級感を兼ね備えた430、その直線的な美しいラインを3DCADで完全再現!更にコンピュータグラフィックスにより各部品が鮮明に表現されたHD(ハイディフィニション)デカールで、思い出の一台をリアルに再現。

◇全長/Length … 463mm ◇全幅/Width … 190mm ◇ホイルベース/Wheelbase … 260mm
<付属品>
ハイディフィニションデカール、マスキングフィルム、専用電飾ライトカバー
※写真のボディは、塗装完成作例です。ボディ本体等は全て未塗装です。
※本製品には走行用シャーシ、タイヤ、ホイール、電飾LED、マフラー、ナンバープレートは付属しません。

01スーパーボディ ニッサン・430 セドリック品番 67120 (旧:66120) 価格 5,800円(税込 6,380円)

1960年から製造・販売されていた上級セダンのセドリック。3代目の230型からは日産・グロリアと姉妹車になり、2つを併せて『セド・グロ』と呼ばれるようになった。同クラスのトヨタ・クラウンとは自家用車をはじめ、タクシー・ハイヤー・パトカー・教習車として、セドリック・グロリアと共に、長らく競合車種であった。

5代目である430型は、2ドアハードトップを廃止し、4ドアハードトップ、4ドアセダン、ワゴン/バンの3系統のボディバリエーションとなる。ボディのスタイリングは、イタリアの自動車メーカー『カロッツェリア・ピニンファリーナ』の協力を仰いで、先代330型の曲線を多用したデコラティブなデザインから一新し、直線的でクリーンなイメージへと大きく変化した。このデザインが人気を博し、以降のY30、Y31へもスタイリングテイストが引き継がれていった。
430には乗用車日本初の直列6気筒ディーゼルエンジン、LD28型搭載車及び日本初のターボエンジン (L20ET) が搭載され話題を呼んだが、ターボ車の投入はエンジン性能の向上だけでなく、燃費の向上と騒音の低減も狙っていた。それゆえ、CMでは「快適ローデシベル空間」と謳い、高い静粛性で高評価を獲得していた。この430でのターボエンジン搭載が、後に910ブルーバードやC210スカイラインをはじめとする、当時の日産が主力としていた車種へのターボ搭載の第一歩となった。
この430セドリックでもう一つ注目されたのが、「西部警察」「特捜最前線」である。当時日産が車両バックアップを出掛けていた刑事ドラマで覆面パトカーとして多く活躍し、今もファンから愛されている。

1983年6月、430は6代目Y30型へとフルモデルチェンジされた。2004年には後継車「フーガ」へとバトンタッチし、セドリックの45年間の長い歴史に幕を閉じた。しかし、Y31型セダンのセドリック営業者は2009年現在でも生産されており、街中で多く目にしている。